電子工学科では、電気に関する基礎的な内容から、論理回路や無線通信などの通信に関する知識や技術なども学ぶことが出来ます。今回は、電子工学科で実施している実習内容を学年ごとに紹介します。
<1年生>
1年生では、週2時間の実習が行われます。
〇福岡工業高校の卒業生が、考案し商品化された「PICATower」の製作を行っています。はんだごてを使用するので、怪我に気を付けながら集中して作業に取り組んでいます。
〇ブレッドボードを使用してLEDを点灯させるための論理回路の組み立てを行っています。生徒同士話し合いながら楽しく実習を行っています。
<2年生>
2年生では、週3時間の実習が行われます。
〇「SOLIDWORKS」を使用して3次元モデルを製作しています。オリジナルの配色でさいころを作っています。
〇発光ダイオードを使用した交流回路から直流回路に変換する整流回路を製作しています。先生に教えてもらいながら原理を学習しています。
〇ワープロや表計算などのパソコン実習です。ICTプロフィシエンシー検定試験(P検)などに向けて集中して学習しています。
〇Arduinoを使用したプログラミング実習です。LEDを好きなタイミングで点滅させたり、点灯させる色を変えたりできるプログラミングを行っています。
<3年生>
3年生では、週6時間の実習が行われます。
〇Qメータを使用した高周波増幅回路の特性実験を行っています。班員みんなで協力して実験を進めています。
〇電磁リレーを使用したリレーシーケンス制御実習です。学習した知識をつかって、試行錯誤しながら回路を組んでいます。
〇ブレッドボードを使用したディジタル回路実習です。可変抵抗やダイオードを使用して様々な回路を組んでいます。
〇オシロスコープを使用した発振回路の特性実習です。発振回路を組み立てて周波数を測定しています。
|