環境化学科２年生が工場見学に行ってきました
１２月５日（火）に環境化学科２年生が、「資生堂福岡久留米工場」と、「三井化学大牟田工場」に工場見学へ行きました。
資生堂福岡久留米工場は昨年５月にできたばかりで、工場で使われる電力のすべてが再生可能エネルギーを利用しています。さらに、IoTなどの最先端技術を取り入れた工場で、科学技術と環境対策の両輪を見学することができました。
なかでも「検査工程」の見学では、視覚・触覚・嗅覚をつかった各種検査を実際に体験することができました。
次に向かったのは三井化学大牟田工場で、本校卒業生も多数勤務している工場です。こちらでは大牟田工場でつくっている製品の説明や会社案内を聞いた後、バスで工場内を見学しました。ドーム球場４０個分の敷地内には、危険物を貯蔵したタンクや蒸留の装置などが並び、規模の大きさに生徒たちはみんな驚いていました。また、質疑応答では予定の１０分を超えるほど多くの質問をしながら、しっかりとメモを取っていました。
教科書では知っている屋外タンク貯蔵所やパイプラインの数々、危険物の品名が書かれた倉庫などを実際に目にすることができた工場見学でした。
生徒たちは、感想文に、今後の進路実現に向けてしっかりとした目標が持てたと書いていました。
写真は、資生堂で視覚検査に挑戦している様子と、三井化学で講義を聞いている様子です。