1970年1月1日(木)
ラジオ同好会 第68回 福岡県児童生徒発明くふう展の審査結果について

第68回 福岡県児童生徒発明くふう展において、製作した2つの作品がそれぞれ賞をいただきました。また、2つの作品は第84回全日本学生児童発明くふう展に推薦されます。現在、実物審査を受けております。令和8年3月に審査結果が出ます。良い結果を期待したいです。

発明協会会長奨励賞 作品名「センサー式ドア開閉アシスト装置」

都市工学科2年 糸永さん、機械工学科2年 黒田さん、電子情報工学科1年 春田さん

両手を使って荷物を運んでいる際にドアを開けることに苦労しました。軽い荷物であれば、一旦床に荷物置き、ドアを開けて、荷物を持ち、通過後に床に荷物置き、ドアを閉めるという動作を繰り返すことができますが、重い荷物であれば、何気ない動作も困難です。また、体への負担を考えるとできれば避けたい動作です。

そこで、ドアを開ける際に、スムーズに通行できるように、マイコン、接近センサー、サーボモーターを組み合わせた「センサー式ドア開閉アシスト装置」を製作しました。ドアノブの近くにある接近センサーを手でかざすことでサーボモーターが動き、数秒間ドアノブが押し下げられます。これにより、荷物を持ったままでも、ドアを開錠できるようにアシストします。LEDで施錠状態の赤、開錠中は青点滅させ、視覚的に開錠・施錠の状態を確認できます。

福岡県発明協会会長賞 作品名「スパイラル水車を用いた用水路転落防止装置」

電気工学科3年 野元さん、工業進学科2年 牛島さん、工業進学科1年 黒木さん

近年、大雨災害の増加に伴い、用水路が氾濫することが多くなっています。私たちの調査によると、ある県では用水路に柵が設置されていない場合が多く、氾濫時は用水路と道路との境目が曖昧になることが原因で用水路への転落事故が2013年から2015年までの3年間にかけて79件も発生しています。一見、柵を設置すれば解決するように思えますが、土地の管理者が場所によって異なっている点、設置費用が掛かりすぎる点などが原因で一括して対処することが難しいのが現状であると言えます。そこで、用水路の氾濫時における転落事故を防ぐために本装置を製作しました。

作品の特徴は、用水路に流れる水の流れを使って、筒に内蔵されているスパイラル水車により発電を行い、LEDを点灯させます。そのLEDの光により「警告 WARNING」という文字を浮かび上がらせ、悪天候時や夜間において危険域知らせることができると考えました。また、装置を作動させるための外部電源を必要としないのも本作品の特徴です。これらの特徴を備えた本作品は必ず用水路への転落事故減少の一助となると確信しています。

スパイラル水車で発電ができているかどうかの実験の様子。