
1年生の実習科目には
工業技術基礎
工業情報数理
製図
の3科目があります
今回は工業技術基礎をちょい見せします
工業技術基礎は各学科必修になっている科目です
この授業では実習の前段階として各学科で必要な技術の基礎を学ぶと同時に
安全や工場の管理、ルールやマナーの徹底、ものづくりの心得を学ぶ科目です

↑ 旋盤の様子(高速回転する金属材料に刃をあてて切削加工)

↑ フライス盤の様子(高速回転する刃に金属材料をあてて切削加工)

↑ ガス溶接(ガスで超高温状態を発生させ溶接)
その中でも機械工学科での代表的な実習
旋盤、フライス盤、ガス溶接の実習の写真をちょい見せします。
1年間工業技術基礎をうけてきた生徒談
Q「1年間で学んだことは??」
A1「準備の大切さや、ルールを学びました・・・体が強くなったっす」
言葉下手な生徒でしたが・・・準備の大切さやルールについては安全について学んで出てきた言葉です。工業高校はできることが無限に広がります。福岡工業高校の機械工場は企業や大学でやっているものづくりのほとんどの工程をできます。
その分安全に関しても準備知識・メンテナンス・守るべきルールの厳守も最も重要な要素になります。
また、この生徒は野球部に所属しており学業ももちろん部活動においても頑張っています。心身ともに成長をしているようです。
A2「義務教育では学べないことを学べます」
中学校までは選択肢は普通学校しかないはずです。中学校までの普通科教育のみではなく専門高校に入ることによって工業の学習を通して普通高校に行くことでは出会えなかった自らの強みを発見して社会に出ていくことも工業高校の強みです。
A3「進路に置いて就職に強みがある事大手企業に入っていくノウハウがあることを学びました。また大学においても様々な入試制度があり工業の強みをいかして国公立や私立の大学へ入っていける事を学び、進路の選択肢も増えました」
進路選択中のお父さんお母さん自身の高校卒業後の進路について具体的に語る高校1年生・・・周りにいますか??
福岡工業高校は進路指導に無類の強さをもっています。
〇〇になりたい
〇〇がしたい
方法は1方向ではありません。
学力だけで決まるわけではありません。
その生徒の強みを最大限に活かしながら夢に向かう方法を選択できるだけの
ノウハウがこの学校にはあります。

新・機械工学科実習棟もR6年度1年生も基礎が出来上がってきました
来年度この新工場と共に機械工学科も伝統や文化を引き継ぎながらも
変革の時代に日本の産業を牽引する人財を輩出していきます。
130周年を迎える福岡工業高校、そして機械工学科と
共に!!
同日に予定されている行事