7月12日(金)に、環境化学科の3年生が「課題研究中間報告会」を行いました。
中間報告会は今年度からの試みで、模造紙に写真やデータなどを書き入れた壁新聞風のポスターを制作し、4月からの3か月間で取り組んだ内容や、今後の予定などを発表しました。
ポスターを制作する中で、研究内容への理解が深まり、今後の課題なども見えてきました。
また、他の班の研究内容や進捗を知り、お互いにいい刺激になったようです。
今回制作したポスターは、ものづくり教室や体験入学などの際に校内に掲示する予定です。
環境に優しい花火の研究
花火の仕組みを実験を通じて学習し、環境に優しい花火を考案します。この研究は福岡大学との共同研究です。
チョークの再生利用
廃棄されるチョークをリサイクルした、ものづくりの研究をしています。
脱石油由来燃料の生産
農作業でつくった野菜のくずなどを使用して、バイオエタノールやBDFの生産を目指しています。
古代製鉄~リモナイトを用いた還元実験
阿蘇山の麓で採れるリモナイトを用いて、金属鉄を取り出す研究をしています。
草木染め
四季折々の学校に生息する植物を用いての草木染めを製作しています。
魚と爬虫類の透明標本
骨格を染色したのち、組織を透明にした標本を製作しています。
環境にやさしいプラスチックの製造
食品等を原料とした生分解性プラスチックを製造しています。
廃プラスチックの有効利用
廃プラスチックを原料に、石油精製物質を抽出し、燃料として再利用しています。
池の水の水質調査と浄化
福岡市内のため池等の水質調査を行い、その浄化のためのろ過装置の製作と、多孔質セラミックの開発に向けて研究しています。